中古住宅|襖・障子のリフォーム概要|コストをかけずにお洒落な和室に

現状有姿で物件を購入されたお客様からの注文で、一番多いのが、襖や障子の張り替えです。襖や障子は紙で出来ていますので、染みや汚れ、黄ばみなどはハウスクリーニングでは落ちません。入居前までに張り直してキレイにしたいと皆さん思うところです。

ここでは、襖・障子のリフォームの概要を説明します。貼り替えの際の紙の種類、傷んでいる骨組みの修理など、価格を交えて解説します。

襖(本体)の種類について

襖には、大きく分けて3つの種類があります。
まずはそれぞれの襖の特徴や素材などについて見ていきましょう。

本襖(ほんぶすま)

本襖は日本の住宅において、従来から一般的に使用されている襖です。
本体(芯材)は骨組み式で木製の組子が格子状になっていて、その上に何層もの下紙と化粧の襖紙が張られています。

戸襖

戸襖の本体(芯材)は、両面を合板でサンドしたボード状になっていて、その上に襖紙を直貼りしたものです。本襖よりも本体の強度や重量も増し、耐久性に優れています。通常出入り口や間仕切りの建具として設定されています。

段ボール襖(ダンフスマ)

段ボール襖の本体(芯材)は、圧縮して強度を高めた段ボールです。一般的な襖とはと比べコスト安になりますが、耐久性にやや不安があります。通常の使用では問題なく比較的新しい集合住宅などに用いられるケースが多い襖です。

色々ある襖紙の種類

襖紙は色柄や素材の違いなど種類が色々あります。今の傾向としては、シンプルな色柄が好まれていまて、一昔前主流だった松や竹の絵柄はほとんど見かけません。襖メーカーの製品ラインナップもシンプル系が中心になっていますが、モダンな色柄もあり選択肢に幅を持たせています。

和紙襖紙「光」

和紙襖紙「光」は、一般的に使用されているスタンダードな製品です。素材は紙で、光沢の有無、撥水性を施したものなど選べる種類が一番多いのが特徴。その上コストが安いので弊社では一番人気の襖となっています。

価格

  • 標準サイズ:3,500円(税別) / 枚

織物襖

織物襖紙は、スフ糸を粗く平織りにし、紙を裏打ちした丈夫な襖紙をいいます。素材は布でできているため、一般的に使用されている和紙襖紙と比べ非常に破れにくいのが特徴です。っています。

価格

  • 標準サイズ:5,500円(税別) / 枚

ビニクロス襖

ビニクロス襖は、襖紙ではなく、壁に貼るクロスで、これを襖紙の代用として襖に張ります。表面が塩ビ素材なので汚れても水拭きが可能です。また、部屋のクロスと同じようなものを貼る事によって、襖が背景と同化し、すっきりとしたな雰囲気になります。さらに他に比べコストが安いので一押しのアイテムとなります。

価格

  • 標準サイズ:3,500円(税別) / 枚

デザイン襖

和紙襖紙「デザイン襖」は、濃い色合いが特徴で、襖がアクセントになりモダンデザインな和室がつくれます。これまで襖はインテリアデザインをする上で、背景に同化させたいアイテムでしたが、逆に強調により個性的な雰囲気が楽しめます。

価格

  • 標準サイズ:4,000円(税別) / 枚

障子紙

障子紙

4タイプの障子紙

  • 普通紙:一般的な障子紙(無地柄)
  • 色柄入り:普通紙に色紙を漉き込んだ障子紙
  • 破れにくい紙:和紙風不織布を仕様した普通紙の6倍強い障子紙
  • ワーロンシート:和紙を塩化ビニール樹脂で両面からラミネートした耐久性に優れた強化障子紙


普通紙

色柄入り

破れにくい紙

ワーロンシート

1枚あたりの張替え料金

表記価格は、 普通紙の張替え標準単価です。種類・サイズにより価格は異なりますので、その他オプションをご参照下さい。

¥3,700(税別)

種類・サイズ別価格
品名高さ上限㎜単価
普通紙〜19003,700円
普通紙〜24005,500円
色柄入り〜19005,000円
色柄入り〜24007,400円
ワーロンシート〜19007,300円
ワーロンシート〜240011,000円