令和4年度の補助金制度が4月よりスタート
この補助制度は国が行なっている「長期優良住宅化リフォーム推進事業」です。質の高い住宅ストックの形成及び子育てしやすい環境の整備、自然災害への対応を図るため、既存住宅の長寿命化や三世代同居など複数世帯の同居の実現に資するリフォームを推進することを目的として、リフォーム工事等の事業の実施に要する費用の一部について、国が支援します。
補助金はいくらもらえるの?
- 補助率:1/3 対象リフォーム工事等の合計の1/3の額が補助されます
- 補助限度額:2カテゴリー リフォーム後の性能により評価基準型・認定長期優良住宅型の補助限度額を設定しています
助成金(最大)
評価基準型 |
認定長期優良住宅型 |
条件
- インスペクションの実施
- リフォーム後の住宅が一定の性能基準を満たす
- リフォーム履歴・維持保全計画の作成
評価基準型と認定長期優良住宅型の違い
どんな工事が対象?(リフォーム全体には出ません!)
補助金はリフォーム全てに出るのではなく、原則として「特定の性能項目を一定の基準まで向上させる工事」が対象です。
省エネルギー対策
構造躯体等の劣化対策
耐震性
その他の工事
- バリアフリー改修工事
- インスペクションで指摘を受けた箇所の補修工事
- テレワーク環境整備工事
- 高齢期に備えた住まいへの改修工事
さらに増額(50万円)対象工事
制度概要のまとめ
1.性能向上リフォーム工事① 特定性能向上工事 |
基準を満たす性能工事 a.劣化対策 b.耐震性 c.省エネ性 維持、更新の容易性 |
② その他の性能向上性 |
①以外の性能向上性工事
|
2.三世帯同居対応改修工事 |
キッチン・浴室・トイレ・玄関の増設に係わる工事 ※工事完了後いずれか2つ以上が複数箇所があること |
3.子育て世帯向け改修工事 |
子育てしやすい環境設備に資する工事
|
4.防災性・レジリエンス性向上改修工事 |
自然災害に対応するための工事
|
5.インスペクション等に要する費用 |
|
▼
これら費用の合計の1/3が補助される(ただし限度額以下) |
申請から補助金受領までの流れ
手続きの基本的な流れは以下の通りです。